2012年 06月 19日
香落渓・救助搬出訓練
名張・香落渓での救助搬出訓練へ。
松本先生のご指導のもと、18名がトレーニングに励む。
以下、自分の殴り書きメモの備忘録です。
☆岩場での事故防止・登り始める前に
…基本中の基本の当たり前のことを忘れないこと。
1.クライマー・ビレイヤー相互の装備チェック
(1)ハーネス
(2)ロープ
(3)確保器
(4)セルフビレイ
2.ビレイをする足場はしっかりと
3.トップロープは自分のカラビナで
☆昨年の訓練での反省点、その他注意すべき点など
・作業中、上部に人がいる場合、絶対にフォールラインに入らないこと。
・フィックスロープは必ず確認。
…救助訓練中に誰かが外したのを気づかずに、体重をかけて墜落するという事故が、
実例である。
・セルフビレイはメインロープで取る。
…デイジーチェーンの特性を知ること。
・「クライミング」と「救助」の違いとは?
…「クライミング」は冒険。「救助」で冒険は許されない。バックアップが重要。
「確保している手を離しても落ちない」システムを作ること。
・ダイニーマのスリングを使用したプルージックは滑りやすいので最後までしっかり巻くこと。
ロープスリングを使ったタンデム(ダブル)プルージックが一番よく効く。
☆訓練 その1:
インディペンデントビレイによる要救助者の懸垂下降
要救助者は、自力で懸垂下降はできるものとする。別のロープ2本・2人が上から確保。
手持ちのギアを使用することを前提、ということで、1人はオートブロック機能付き確保器を使い、1人は単純にタンデムプルージックで確保。
懸垂下降中、リーダーの号令で、全員ロープから手を離しても、ロープが止まることを確認。
☆訓練 その2:
インディペンデントビレイによる救助者の懸垂下降
要救助者を背負い、救助者が懸垂下降。お互いはスリングで連結。
別のロープ2本・2人が上から確保。
1と同様、途中で手を離しても、ロープが止まることを確認。
先生に、懸垂下降する救助者もバックアップのプルージックはタンデムが望ましいとコメント頂く。
☆訓練 その3:
索道を作り、要救助者を下部へ搬出。
索道作りは見ているだけ…スイマセン。
要救助者はK姉さん、救助者はUさん、介助者が小生で実際に搬出。
これがなかなか難しい。。。汗だくドロドロで。
本物の怪我人だったら、負傷の具合は酷くなってしもてるやろう。
感想:絶対事故したらアカン。
訓練終了後は、
K姉さん、Uさんと苔男で遊ぶ。
右テラスなしダイレクトバージョンで登る姉さん
かっちょいい!
わては右使っても全然ダメダメでしたわ。
外岩自体久しぶり…。
久々クラック、ムズいす。
センスないわ…。
本日ご参加の皆様、
後で遊んで下さったKさん、Uさん、
お疲れ様でした&ありがとうございました☆
by Koh_Chang
| 2012-06-19 21:29
| クライミング