こうちゃんの部屋

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カテゴリ:山( 169 )

兵衛谷・その3

c0018489_084625.jpg3日目。
今朝も出発は7:30を廻っている。今日は行程が長いのに大丈夫か?

歩いて暫くすると、薮の上の方から、おーいと人の声が。
こんな所に人が、と嬉しくて手を振ると、
「この上で釣るので、考慮して歩いてね。」
…釣師さん、了解です。
トラブルにならなくてヨカッタ。

今日もナメが続く。
だんだん水や岩の色も変わってきたぞ。

c0018489_0194247.jpgおお!
迫力のパノラマ滝 40m。
ここで兵衛谷は
シン谷と尺ナンゾ谷に分かれる。

右岸のFixロープのある
踏み後から巻いて
いよいよシン谷へ。


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どかーんと百間滝 50m。
左岸を適当にあがると
被り気味の岩で行き止まり。
トラバースして踏み後を発見。
途中、崩れそうなルンゼを横切る。
時間がかかっても
安全の為に、確保すべきだった。


沢にもどり、15m直瀑を右岸から越える。
トゲトゲの草付で、素手のヤナッチはかなり難儀していた。
教訓。沢にはせめて軍手必携。

更に歩いて歩いて、ようやく遠くに稜線が見えた。
…まだ遙か彼方やん…
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なんやこんな上にも
どでかいゴルジュに連瀑。
左岸から大きく巻く。

この辺りから伏流となり、
ガラガラのゴーロ歩き。
歩いても歩いても、ゴーロゴロ。
ひょっとしてこの先、水がなかったら
どうしよう?もうヘトヘトだし、ビバークしたい位…でも水がない。


おお!水だ!いきなり滝!!
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神津滝 30m。
滝ができるほど水があるのには
驚く。
左岸から高巻く。
いやもう、ほんとにヘロヘロ。
ビバークするにも、ここは岩だらけで寒すぎる。


滝を越え、ヨロヨロ歩くと、またゴルジュが。
これが、最後の大巻きのはず。
左岸のガレ場を登り、ハイマツ帯をトラバースして
更にガレ場を適当に上へ、下へ…
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適当な所で沢へ降りる。

何なんだ?ここは。

火星か?

グランドキャニオンか?


最後の最後に、とどめの6mの滝が現れる。
日本最高所の滝(2800m)だ。
自分のしょぼい体力も限界近くにきている。
これを越えたら、終わりだ。頑張ろう。

滝の下で水筒をいっぱいにして、
最後の力をふりしぼって、左のガレ場から越えると…

c0018489_0311570.jpgそこには沢山の花が揺れる
楽園が広がっていた。

あまりにも
それは突然やってきた。

美しき源流。
ここが兵衛谷のはじまり。

深い感動で
しばし呆然となる。


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賽の河原まで、
素晴らしき美景と
可憐な花を心ゆくまで愛でながら
ゆっくりと
ゆっくりと
歩く。


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賽の河原から見た
御嶽山。

夕方の登山道は
人っ子独りおらず
しんと深く静まりかえる。


今日のお宿は、賽の河原避難小屋。
先客の男性がおひとり。
小屋は新しいけど隙間風で寒く、中でツエルトを張る。
疲労困憊した自分は、食欲も全くなく、ひたすら眠った。
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by Koh_chang | 2007-08-13 00:05 | | Comments(2)

兵衛谷・その2

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朝、7:45出発。
取水堰堤を越えると、
水量が随分と多くなる。

ナメナメナメ…



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ナメナメナメ…


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ものすごい水量の吹上滝20m。
まさに下から霧が吹き上げて
滝がはっきり見えない位。

風呂嫌いのヤナッチには
あの滝に打たれて
身を清めてもらいたいもんだ。
多分、頭蓋骨陥没するやろけど。

右から巻く。


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またもや水量の多い20m滝。
右からの大高巻き。
尾根を2つほど越え
薮漕ぎトラバース。
ホントにこんなに
トラバースして大丈夫か?
と思ったが、
絶妙なポイントで沢に降りる。


c0018489_065696.jpg再び、ナメナメナメ…
思わずあの替え歌が。
  ♪ナメ床続くよ どこまでも
   釜越え 淵越え 滝越えて
   遙かな峰まで どこまでも
   楽しいナメの床 続いてる
   ナメナメナーメ ナメナメナーメ
   ナメナメナメ ナナメ
   ナメナメナーメ ナメナメナーメ
   ナメナメナメ ナナメ♪   


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柱状節理が門状になった滝。
なんでこんな形になるのだろう。


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再び、何じゃこりゃ?!
滝の上には
龍がうねっているような
岩のブリッジ。
あ、なるほど、
これが
龍門滝なんだ。感動。


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先ほどのブリッジの上。
今日は泳ぎたくないので、
右から巻くと
このブリッジを渡ることになる。
ホンマすごいわ。
なんで
こんなものが出来るのだろう。


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再三、何じゃこりゃ?!
高千穂もびっくりやで!


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ぐわー
また20m級の滝。
ここは左から巻く。
岩がボロボロで嫌らしい。
ロープを持たずに
自分が先に登ってしまったので
ちょっと後が面倒であった。反省。
ボロFixあり。


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滝を越えると、
またナメが。
驚嘆が続く。


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どど!はたまた滝!

右側の茶色いところ、
皮のむけた木があるように見えたが
岩であった。
なるほど、だから
材木滝、なのね。

この辺り、温泉が出ている。
遊歩道もすぐ近くにあり。

滝を左から巻き、また上の小滝を巻いたあたりで、本日時間切れ。
大きなインゼルの台地が今晩のおやど。

沢の夜、焚き火が最高。
飴色のイワナ様、自然の恵みに感謝。
満天の星空。
あ!
すぅーと長い軌跡を描くとても大きな流れ星が。
ペルセウス座流星群の流れ星かな。
今日は最後まで、感動の連続だった。
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by Koh_chang | 2007-08-12 23:44 | | Comments(0)

兵衛谷・その1

名渓中の名渓との噂高き御嶽・濁河川兵衛谷。以前より話を聞いて行きたいと思っていた。しかも岳人7月号で、日本の渓スタンダード10に選出されているではないか。ひょっとしたら今年のお盆は混むかもしれないな…とは思いつつも、体力に自信なき我々が普通の3連休で行くのは心許なく、4日間の予定でいざ出発。

巌立公園に着いたのが既に朝の4時…。結局寝不足のままの入渓となる。駐車場からアプローチはゼロ、すぐ下の谷に入って、程なく濁河川へ。
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兵衛谷に入るまでは
1箇所イヤらしいところがあった。
左側にハーケンと
残置スリングあり。

歩いて歩いて、
ようやく兵衛谷出合。


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最初の大滝、
曲滝20m。
この頃にはウェットを着ていても
泳ぎが多くて体が冷え、
カッパを着込む。


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滝を巻くとゴルジュが。
右上にぼろい残置ロープあり。


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泳ぎまくった初日の中でも
一番泳いだ淵。
何か奥に滝が見えてるぞ…。


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奥にはトイ状の曲がった滝が。
不思議な地形。
ホールド・スタンスは多くて
右側を直登。

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直登不能な2条の滝。
ここは右から巻くのだが…


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途中で大きな岩のトンネルが。
ひょ~面白い♪


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滝を巻いて
再び谷に降りた辺りから、
亀甲状のナメと小滝が
延々と出てくる。
感嘆しながら歩く。


c0018489_0115465.jpgおや?
滝があるのに出口なし?!

落ち口の釜がトンネル状に
なっていて、手前の釜に
地下で繋がっている。
何とも摩訶不思議な地形だ。
試しにヤナッチが手前の釜の
水中にカメラを沈め撮影を試みるも
泡しか写らなかった(^^;


暫く河原歩きで、時間的にも今日はここまで。
テン場を探している内に取水堰堤が見える所まで来てしまったので
ちょっと戻った台地で終了。今日は1日よく歩き、よく泳いだ。
そういえば他パーティーには全く出会わなかった。(結局最後まで釣師にしか会わず、
同時期に入ったパーティーは皆無だった模様。)

乾いた服に着替え、ようやく一息ついたところで
ひどい夕立が…。まだツエルトすら張ってないのに!
雨止まず、残念ながら本日の焚き火はナシ。
つまり、晩ご飯のおかずもナシ。ああ、岩魚さま~!!
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by Koh_chang | 2007-08-11 23:32 | | Comments(0)

白山・花見山行

7/28-29, 加賀白山にお花見山行へ。

a0062384_10101289.jpgメンバーは
はまやん夫妻&M軍曹/ひらぱ夫妻と小生。
初日はあいにく雨が降ったり止んだりだったが、
2日目はまさかの青空でラッキー!


a0062384_10114129.jpg見渡す限り、コバイケイソウの群生。
この辺りは木道がついていて、気持ちのよいところ。


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ハクサンコザクラ。
南竜のテン場付近でも、沢山咲いている。


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室堂から上では、
クロユリがこれでもか!
というくらい群生で咲いている。
お見事!


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たくさんのお花に出会えた癒しの山でした。
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by Koh_chang | 2007-07-29 22:07 | | Comments(0)

近場ハイキング

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近所の東海自然歩道を歩く。
竜王山のてっぺんには、
要塞みたいな展望台が作られていた。
確かに見晴らしいいけど、ねぇ…。
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by Koh_chang | 2007-06-17 00:45 | | Comments(0)

リトル比良でクラック発見?!

c0018489_2318770.jpg久々に歩きたくて一人リトル比良を縦走。
北小松から楊梅(やまもも)滝経由岩阿沙利山、
白坂から近江高島迄のコース。

楊梅の雄滝は40mの迫力。ちょっと回り道でも、十分見る価値アリ。

このコースは、岳人5月号にも載っていたのだけど、ほとんど人にも会わず、静かな縦走路。
初夏の緑が綺麗だ。


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しかし、道のすぐ脇の木が…。こ、これって熊とちゃうん??
ひえ!!!と思わずきょろきょろしてしまう。
熊さん、私は美味しくありません。


岩阿沙利を過ぎ、暫く歩いた縦走路の近く見える岩。何となく様子を見に行くと、サビサビのRCCが。更に回って驚いた。
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綺麗なクラック!高さ6m位。


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横から見ると結構かぶっている。状態がいいので未登だとは思えないが、アプローチを考えると来る人もまれか。


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縦走路の最後の白坂。文字通り砂の白いスロープは不思議な光景。

この日は黄砂が多くて、景色があまり楽しめなかったのがちょっと残念。高島といえば、「蟲師」のロケ地でも使われたところが沢山あり、本当に向こうからギンコが歩いてきそうな感じだった。
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by Koh_chang | 2007-05-26 23:09 | | Comments(4)

湖南アルプス

新妻Hパと湖南アルプスにハイキング。鶏冠山で震えながらラーメンすすってお喋り三昧。天狗岩を通るこのコースは、チャーリーとも何度か歩いた懐かしい道だ。

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天狗岩周辺。

琵琶を見下ろし
大津の町を望む。
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by Koh_chang | 2006-12-10 23:59 | | Comments(0)

ポンポン山

爽やかな秋晴れの日曜日。こんな気持ちのいい日に仕事を強いられている哀れなヤナッチを置いて、ひとりでMTBで本山寺まで走り、ポンポン山まで歩く。
紅葉にはまだまだ早いが、山を歩くのは清々しい。ポンポン山の名前の由来は、頂上で足踏みすると「ポンポン」と言うからだそうだ。残念ながら頂上ではあまりに沢山の人がいて、確認する余裕もなかったけど。
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by Koh_chang | 2006-10-15 23:31 | | Comments(0)

8/25-26 五色ヶ原

立山・五色ヶ原へ花見山行。天候不順で延期につぐ延期、やっと行けた。
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雲上の楽園、五色ヶ原。

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チングルマはほとんど終わっていたが、たまに群生が残っていた。

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高山植物の辞典を片手に、花の名前をチェックしながらのんびり歩く。
こういう山歩きもいいもんだ。
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by Koh_chang | 2006-08-26 00:22 | | Comments(0)

池郷川本流 中部ゴルジュ

関西最強のゴルジュと言われる池郷中部ゴルジュへ。淵を泳ぎ、釜を渡り、滝を登る。慣れないアブミに苦戦し、水流にビビる。泳いで、登って、泳いで、登って、また泳ぐ。ウェットスーツ&ライフジャケット着用で、冷水対策は万全とはいえ、上流にあがるにつれて水は冷たくなる。いやはや、とにかくよく泳いだ1日だった。
下山は仕事道の踏み後から林道を辿ることになるのだが、最後は踏み後が見つからず(最初もすぐに見失ったけど)、方角だけ決めて道なき斜面を登っていく…もうしんどすぎる…バテた…という頃に、林道が出てきて無事下山。
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by Koh_chang | 2006-07-30 23:49 | | Comments(0)