こうちゃんの部屋

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2017年 03月 22日 ( 1 )

THE・普通 スズメ

『スズメ つかず・はなれず・二千年』 三上 修著

一番身近な野鳥のスズメ。1年通してそこらにいる、THE・普通。
多くの野鳥は人がいる場所を嫌がるのに、スズメは人のそばに住む。でも人は嫌い。「人のそば」が好きなのだ。我々が嫌われてしまった理由は、人が食用・駆除のために過去から長きにわたってスズメを捉えてきたことで、警戒心が遺伝的にプログラミングされているのかもしれない。

人が嫌いだけど、そばにいたい。
なぜそばが好きなのかは、タカ、蛇、イタチなどの天敵を避けるためと考えられている。人のいない自然環境には既に他の野鳥が生息しており、その環境に適応するには難しい。そこで、人のそばで妥協しているようだ。

そのスズメが、この20年で数が半減してしまったという。スズメにとっての住宅難、空地の減少、雛の数の減少などなど。カラスや鳩はさておき、町で野鳥を見かけたり、さえずりを聞くのは、ほっこり笑顔になる。
スズメがぷっくり丸くなって休んでいる姿なんぞ、何とも愛らしい。これからもつかず・はなれずの関係でそばにいられるといいですね。
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(パワーポイントの図形で描いてみました。スズメに見える?)
もうすぐ桜の季節。スズメはメジロのように口ばしが細くないので、直接蜜を吸うことができない。受粉媒介をしないで、ただ花をちぎって蜜を吸うため、「盗蜜」と呼ばれる。
ただし、ソメイヨシノは受粉によって子孫を残すことはほぼなく、盗蜜によって落とされる花は、全体から見たらごく一部。お花見の時に桜の花が落ちているのを見ても、許してね♥
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by Koh_Chang | 2017-03-22 23:07 | bird | Comments(0)