2014年 08月 11日
ポンポン山の気持ち悪い生き物たち
たまたま目に入った足元の虫。何かの幼虫だけど、あきらかに様子がおかしい。
背中に何やら卵のようなものが・・・
幼虫をツンツンとつついてみると、うにゃっと動くので、まだ生きている。
この可哀想な幼虫はオオシマカラスヨトウ。(たまちゃんThanks♪)
卵に見えたものは、寄生バチの繭。卵は幼虫の体内に産み付けられ、卵から孵ったハチの幼虫は、宿主を死なない程度に餌として食べ、大きくなったら表皮から出て背中に繭を作るんだとか。
宿主を死なせないように食べる方法をハチの幼虫が知っていることがすごいわ。
ポンポン山にはアカマツがよく見られる。
表皮がミルフィーユみたいやわー
なんて食いしん坊目線で眺めてたら
何か動いてるし。
擬態しているのか、
まるで表皮の一部みたいなんだけど
これもなにかの幼虫なんだろう。
そうそう、ポンポン山の虫といえば。
ここには、この山の名前が由来となった日本固有種がいる。
その名も「ポンポンメクラチビゴミムシ」
メクラでチビでゴミかよってイジメみたいな名前だけど正式な名前。相当根性がないと見つけられないけど、あくあぴあ芥川に行けば、標本がある。
・・・ちっさ。
この個体を発見された時の記事はこちら。
マニアックですね(笑)
by Koh_Chang
| 2014-08-11 01:31
| 山